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日本一のマニアが語るトランペット界のレジェンド、アレン・ヴィズッティ~第1回

日本一のマニアが語るトランペット界のレジェンド、アレン・ヴィズッティ~第1回
クラシックとジャズ。その垣根を軽々と飛び越え、今や世界のトランペット界のレジェンドと言っても過言ではない、アレン・ヴィズッティさん。そのヴィズッティさんのファン歴30年という筋金入りの「ヴィズッティ・マニア」とも言えるトランペット奏者、石井真(いしい・まこと)さんにお話を伺いました。

アレン・ヴィズッティさんの経歴

ー彼の経歴について教えてください。
 

アレン・ヴィズッティは1952年、米国・モンタナ州に生まれ育ち、楽器店を経営していたこともあるお父様からトランペットの手ほどきを受けました。幼少のことからトランペットの才能を開花させ、このころすでにコンクールでの入賞や、ユースバンドでのソロレコーディングもしています。のちにイーストマン音楽院に奨学金を得て進学し、大学院まで6年間在籍、卒業時には管楽器奏者で唯一、アーティストディプロマを獲得した演奏家として知られています。(この頃のイーストマンブラスクインテットでの演奏が録音されていて、聴くことができます。)

ージャズはどうやって学ばれたのでしょう?

 

イーストマン音楽院在学中からジャズの演奏を始め、同音楽院のジャズアンサンブルで教鞭を取っていたチャック・マンジョーネとの親交も始まりました。(このとき、チャックマンジョーネはフィールズ・ソー・グッドが大ヒットする前でした。)

卒業する1年ほど前からウディー・ハーマン楽団に在籍、それを見たチック・コリアが彼の才能を見出し、13人編成のチック・コリア・バンドに抜擢され、1978年5月にはこのバンドの一員として初来日を果たします。以来、日本との関わりは深く、その後もチック・コリア・バンド、菊池ひみこバンドでのゲスト、またクラシックのコンサートでも度々来日し、84年には金洪才指揮でクラシックとジャズを融合する意欲的なコンサートに参加、近年は10人のミラクルトランペットや、奥様Lauraさんとのデュオコンサートでの来日を重ねています。そしてご存知の通り、長年ヤマハアーティストとして活躍されています。(1983年のレッドメタルUS盤のジャケットにはすでにYamahaのトランペットが写っており、解説にもYamahaの記述があります。)

ー若くしてマルチな才能を発揮されていたのですね…凄い、の一言です。
 

ヴィズッティ氏はスタジオミュージシャンとしての活躍も目ざましく、数々の映画音楽でその音を聴くことができます。ワシントン州シアトルに拠点を移してからは、大学での教鞭も取り、以来、世界各地で開催されるマスタークラスを通じて、指導者としての名声も確立しました。


ークラシック、ジャズの奏者だけでなくスタジオプレイヤー、指導者…そんな底知れぬ才能を持ったヴィズッティさんの魅力、次回も石井さんに解説していただきます!お楽しみに。

アレン・ヴィズッティ 来日公演情報!

Z EXPRESS BIG BAND


スペシャルゲスト:アレン・ヴィズッティ
2018年1月23日(火)

開場:18時 開演:19時30分
会場:BLUES ALLEY JAPAN(東京 目黒)

公演情報 ご予約はこちらから

アレン・ヴィズッティ トーク&パフォーマンス

2018年1月24日(水) 
開場:18時 開演:19時
出演:アレン・ヴィズッティ(トランペット) 大山宮和瑚(ピアノ)福田徳久(ヤマハ株式会社)
会場:グランフロント大阪うめきたSHIPホール(大阪 梅田)
料金:2,500円(税込・全席自由)
お申し込み:
株式会社ヤマハミュージックジャパン
鍵盤・管弦打営業部 営業推進課   
TEL 06-6649-9101
(月~金 10:00~17:00 ※祝日・弊社指定休業日を除く)

石井 真さんのご紹介

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石井 真(いしい まこと)
1978年東京生まれ。小学校でトランペットを始める。国際基督教大学在学中、ICUモダンミュージックソサエティで演奏しコンテストで入賞。卒業後、藤崎邦夫とジャガーノート、見砂和照と東京キューバンボーイズ、Z EXPRESS BIG BANDなどに所属。レコーディング、ツアーサポートのほか、トランペット関連の通訳や翻訳を通じて国内外のプレイヤーとの交流も深い。

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