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お笑いとバンド(Z BLOG 菅野 浩)

子供の頃からお笑いは大好きだ。
団塊ジュニア世代ど真ん中の僕らが子供の頃はドリフターズが全盛期。
「8時だョ!全員集合」は必ず観ていた。
そこに流れていた音楽、舞台転換時の音楽やヒゲダンスの音楽などは、僕ら世代の共通言語と言っても良いくらいだ。
まだ音楽に真剣に向き合っていなかった小学生の僕にでもこれほどまでに強烈に記憶に残る“お笑いの音楽”は他にはなかなかない。
 

三宅裕司 & Light Joke Orchestra


数年前までレギュラーとして参加していたバンドに、タレントの三宅裕司さんがドラムを叩くビッグバンド「三宅裕司 & Light Joke Orchestra」がある。
これは僕が当時参加していた「羽毛田耕士ビッグバンド」のドラマーだけ三宅裕司さんに代わるというメンバー構成。バンドリーダーは三宅裕司さん、アレンジャーは羽毛田耕士さんという布陣だ。
三宅裕司さんの「笑い」と羽毛田さんのコンテンポラリーなアレンジを融合させたなんとも面白い試み。
三宅さんのMCでとことん笑いをとり、多彩なゲストと共に繰り広げるステージは、毎回笑いすぎて顔の表情筋が鍛えられたほど。
訳あって大きなメンバーチェンジがあり、サックスセクションは丸々入れ替わり、今現在僕は参加していない。
 

東京03との共演


そしてここ数年僕が参加している「Gentle Forest Jazz Band」(略称:GFJB)。
このバンド、単独ライブでも笑いに溢れるショーを展開しているが、僕が参加する数年前からお笑いトリオ「東京03」と不定期に共演を重ねているとのこと。
僕もそのうち共演したいと思っていたら、やってきましたよ!
一昨年の練馬文化センターと、昨年の日本青年館での単独公演!
脚本のオークラさんが書き上げた台本をもとに多忙な東京03の3人とゲストたちがコントを仕上げていく。真剣に脚本の意図を消化しクオリティを高めていくその様は、芝居稽古をする舞台役者と同じだった。
僕らミュージシャンが普段のライブに備えてリハーサルをするのとなんら変わりはない。
 

お笑いとバンド


三宅裕司さんも東京03も、良きものを作ろうと考え、とことん練習し、クオリティを高め、本番を迎えていた。百戦錬磨の彼らでも本番では時折間違えたりもする。そんな時はすかさず周囲がフォローに入る。
やってることは僕らと同じじゃないか。
そう思うと勝手に連帯感を抱いてしまった。

ストイックに一つのスタイルを追求して眉間にシワを寄せて演奏するのも良し。
これらのバンドのようにお笑いとコラボするのも良し。
僕はやはりどちらも大好きだ。

東京03公演の打ち上げで初めて知ったが、彼らのうち、飯塚さん、角田さん、脚本のオークラさんは皆、僕と同い年だった。
同世代なので共感する気持ちは一層高まった。
とてもラッキーなことではないか。

お笑いとバンドはどの時代でも結びついている。これからも一緒にこの時代のお笑いを作れたら嬉しいなぁ。

今回ご紹介したなかで映像化されているものがいくつかあるので、興味のある方は是非ご覧ください。
笑いますよ~(^ ^)

■『Tokyo Comedy キャバレー~酒と女とボーイとユージ~ Vol.1 ~3』
作品(ブルーレイ/DVD)詳細はこちら
■『東京03 FROLIC A HOLIC「何が格好いいのか、まだ分からない。」』
作品(ブルーレイ)詳細はこちら

1812_ZBlog_sugano.png菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

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