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マスタークラス @ 浜松西高等学校・中等部 吹奏楽部(Z BLOG 曽根 麻央)

こんにちは、トランペットの曽根麻央です。今月は2月16日と17日の2日間、浜松西高等学校・中等部の吹奏楽部にジャズのマスタークラスで行ってきました。
今回の企画は浜松市文化復興財団がバークリー音楽大学事業として開催しました。両者が協力して浜松で行われている毎年の恒例行事、「バークリー音楽大学のオーディション」が今年は諸事情で出来なくなったために、同校の卒業生である僕が(光栄なことに推薦を受けて)バークリー音楽大学の授業を代行する形になりました。

曲はグレン・ミラーの「茶色の小瓶」、そして最近流行った映画「ラ・ラ・ランド」より「City Of Stars」という曲を指導しに行きました。
 

1日目は基本的な指導を行いました。


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ヤマハのZブログでも以前から書いているように、足を1と3拍目で踏んでリズムを刻みながら演奏できるようにアドバイス。譜面には書いていないアーティキュレーション(「>」のアタックか、「^」のスタッカートとアタックが組み合わさったサウンドか。8分音符が連なっているフレーズでは、裏拍にアタックをし、残りはスラーで繋げるアーティキュレーションなど)を説明しました。
クラシックではアタックをした後に、音が楔形になるように余韻を作ることがあるのだが、ジャズでこれが聞こえてくるとどうしても素人っぽくなってしまいます。
僕は楔形のクラシックのアタックを、中学生の時に芸大の杉木峯夫先生から教わり、しかし、全然出来なかったのを思い出しながら、今回は逆のことを教えました(笑)。
ジャズのアタックはテヌート、または、レガートが基本です。
 

2日目はバンドで


2日目は、東京から僕のトリオのメンバー、伊藤勇司(ベース)と木村紘(ドラムス)を呼び、30分演奏し、その後メンバーを交えて指導しました。

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実際のバンドを使い、ベースとドラムとピアノとフロントの役割がどうなっているかを説明しました。
生徒達の質問も鋭かったのも印象的でした。「何を考えながら演奏しているのか?」「8分音符の吹き方がフレーズによって違ったけどなぜか」など、答えるのも大変なものばかりでした。

僕はアメリカで音楽を勉強したので質問はいつでもしていいと言う形式を取りました。たくさんの質問が帰ってきて嬉しかったです。
一生懸命取り組んでいることに疑問が出るのは当たり前で、先生の言うことを100%本当だと信じ、疑問を持たないのは何か違うと思います。もちろん先生のことは信じるのだが、その上で、さらに自分に磨きをかけたいのならどんどん質問すべきだろう。今回の生徒はそんな沢山質問をする生徒達で僕らも楽しかったし、考えさせられました。生徒の鋭い質問に答えられるように、先生である僕らもその事について更に考え、一緒に成長できる。理想的ですね。

果たして僕は何を考えて演奏しているのでしょうか?(笑)

みなさん、良い時間をありがとうございます!! 

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1812_ZBlog_sone.png曽根 麻央(そね まお)プロフィール
トランペット奏者、ピアノ奏者、作曲家、音楽教育家
ジャズを基盤として日本の音やその他の民族音楽を融合させる、完成度の高い個性的なスタイルを持った日本人のトラン ペッター、ピアニスト、歌手、作曲家。また、トランペットとピアノの同時演奏という独特なスタイルでも知られている 。

【ライブスケジュール】

3月1日(金)…横浜・関内アップル
3月11日(月)…柏 Nardis

 

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