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LAフィル首席トランペット奏者が巨匠ジョン・ウィリアムズとともに作り上げたセルフ・プロデュース作品

LAフィル首席トランペット奏者が巨匠ジョン・ウィリアムズとともに作り上げたセルフ・プロデュース作品

ヤマハ トランペット“Xeno Artist Model”シリーズとは?

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トランペットの長い歴史の中で、"銘器"と謳われたビンテージトランペットたちがあります。それらを徹底研究・検証し、単に同じ能力を再現するだけではなく、新たに素材やパーツ構造の1つ1つを再考案・再構築し、高いレベルでバランスさせたのが“Xeno Artist Model”シリーズです。誕生以来トップアーティストとの緊密な連携により、更なる高みを目指し進化を続けています。
 

Xeno Artist Modelの音が聴ける1枚のCD


そんな"Xeno Artist Model"シリーズが3月にリニューアル。
いま全米で最も勢いのある名門オーケストラ、ロサンジェルス・フィルハーモニック(Los Angeles Philharmonic)の首席トランペット奏者であるトーマス・フートゥン(Thomas Hooten)氏が、この"Xeno Artist Model"シリーズを使用し、LA Philのメンバーを中心に集めた80名を超えるオーケストラと共にレコーディングしたCDを制作。

 

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指揮を務めたのは、アメリカ音楽界の巨匠、ジョン・ウィリアムズ氏。2016年、スティーブン・スピルバーグ監督作品の映画音楽を集めたアルバムをレコーディングした際、「何人に対しても悪意を抱かず」(With Malice Toward None)という映画「リンカーン」(2012)で印象的なトランペットのソロがある楽曲のソリストにフートゥン氏を起用し、ふたりの交流が生まれました。

かつて所属していたアメリカ海兵隊バンドと「何人に対しても悪意を抱かず」(With Malice Toward None)を共演するフートゥン氏 かねてよりウィリアムズ氏の作品を敬愛していたフートゥンさんが熱望したのが、1996年に作曲された「トランペット協奏曲」を作曲者自身のタクトによってレコーディングすること。この曲の録音は数あれど、ウィリアムズ氏自身の指揮によるによる録音は存在していませんでした。フートゥン氏自ら動き、数多くの支援を得て2018年9月24日、ついに実現させたのがこのセルフ・プロデュースアルバムなのです!

レコーディングでは、この度リニューアルしたYTR-9445CHS(第3世代)のプロトタイプを携えて臨んだフートゥン氏。20分を超える難易度の高い大曲を、驚くべきコントロールと美しい音色で吹ききっています。オリバー・ストーン監督、トム・クルーズ主演で1989年のアカデミー賞やゴールデングローブ賞を獲得した映画「7月4日に生まれて」(Born On the Fourth of July)のテーマも収録されています。
今回のレコーディングに至る経緯や、レコーディングに参加したメンバーリストなどの資料が掲載されたブックレットも収められています。
 

実際のレコーディング風景はこちら!

Hooten Plays Williams (Behind the Scenes)

Thomas_Hooten.jpgトーマス・フートゥン
Thomas Hooten

フロリダ州タンパ出身。南フロリダ大学卒業後、ライス大学修士課程修了。これまでにトランペットをアルマンド・ギターラ、ジョン・ハグストロム、ドン・オーウェンの各氏に師事。2000年米国大統領直轄の海軍軍楽隊にトランペット/コルネット奏者として入団。在籍中はソリストも務める他、フリーの室内楽、オーケストラ奏者としても活躍し、ワシントンナショナル交響楽団、ワシントン・シンフォニック・ブラス、ボルティモワ交響楽団などで演奏。海軍軍楽隊に在籍中にリッチモンド交響楽団の2nd奏者のオーディションに合格、2004年まで二つの団体で活躍した。 その後インディアナポリス交響楽団のアシスタント首席奏者、アトランタ交響楽団首席奏者を歴任し、現在ロサンジェルス・フィルハーモニック首席奏者を務める。また客演首席としてセントルイス交響楽団、グランド・ティートン音楽祭などでも演奏している。 ソリストとしてもアトランタ交響楽団、アメリカ空軍バンド、リッチモンド交響楽団などと協演。これまでにアトランタのKennesaw州立大学やアスペン音楽祭で後進の指導にあたる他、ジュリアード音楽院、ノースウェスタン大学、インディアナ大学を始めとするアメリカ国内の数々の学校でマスタークラスやリサイタルを行う。 ロサンジェルス ・フィルハーモニックで録音した「マーラー/交響曲第9番」、「ルトスワフスキー/交響曲第1番」、アトランタ交響楽団で録音した「スクリャービン/法悦の詩」、ジョン・ウィリアムズ作曲トランペット協奏曲を作曲者による指揮で初録音された「フートゥン プレイズ ウィリアムズ」などでその卓越した演奏を聴くことができる。2011年に初のソロCD「Trumpet Call」をリリースしている。現在最も注目されるメジャーオーケストラの実力派首席奏者の一人である。

使用楽器 YTR-9445CHS(第3世代)

トーマス・フートゥン 公式サイト

初回公開日時:2019.4.26
最終更新日:2019.05.7 プレゼント情報削除、レコーディング風景追記

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