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動画(Z BLOG 菅野 浩)

僕は数年にわたってホテルのラウンジで演奏をする機会に恵まれておりますが、その様子を撮影したので公開したいと思います。


この動画は目の前にある譜面台の上に置いたiPhoneで自撮りしたものです。
特別なマイクは付けていません。
譜面台に置いて急いで撮ったので画面が天井を向いていますが僕の演奏です。

自分の動画を見て何を思うか。
今回は自分の音を簡易録音するときのあれこれについてのお話です。

自分の音を簡易録音する


自分で手軽に録音や録画する機器は常に変化してきているが、ここ数年はあまり本番を自ら記録することはなかった。
理由は、自分が望む音では記録できなかったから。

以前の僕ではこうだった。
自分ではこう吹いてるつもりなのに録音したら音色やニュアンスが全然違っていた。
これはきっと録音機器がもっとちゃんとしたものを使わなければいけないからだろう。
もっと良いiPhone用のマイクがあればなぁ。欲しいなぁ。
そう思っていた。
MARK 6を使ってた時は、なんだかパフパフしちゃってスカスカするなぁ。(ラッカーがはげすぎが原因か)
82ZSを使ってた時はなんだかキンキンしちゃうなぁ。(自分が望む以上の鳴りが原因か)
これらの問題を解消するべく、録音を聞いて上手く録れるようにマイクとの距離や向き、奏法やニュアンスのつけ方を修正して何回も録り直ししたりもしたのだが、それはなかなか疲れる作業。
で、そこそこな録音が録れたとしてもなんか窮屈な感じをずっと抱えていた。
そんなことを繰り返しているうちに自分の演奏をiPhoneなどの手軽な録音機器で録る習慣が消えていた。
 

望んだ音色とニュアンスで


ここへきて先の動画はどうだろう。
うん、そうそう、そういうつもりで吹いてた。
え?目の前にある譜面台に乗せただけなのに望んだ音色とニュアンスで録れてる!
やった!
という気持ちだ。

何が違うのか。
それは間違いなく楽器だ。
このブログでも紹介した
YAS-82ZWOF(プラレゾ仕様)。
今年初めに変えた楽器が、僕が今まで培ってきた音色やニュアンスや呼吸を等身大のまま反映してくれる楽器なのではないかと。
そこのところを客観的に判断できたのがとにかく嬉しい。

簡易な録音機器については様々な機器があるが、リハーサルや日頃の練習などを記録するにはスマホで充分だ。
もし全然ダメな音で録れたのであれば、ある程度は自分に改善の余地があるのではないかと思う。
今回ではiPhoneという機器が一定の判断基準を設けてくれた。
スーパープレイヤーの演奏はどんな機器で録っても一定のクオリティーで録れる。
その理由は単純にそのプレイヤーの出す音が良いから。
こんな事を今更ながら身をもって体感した感じだ。
「良い音」と言ってもそれが一番難しくてここで文章で解説できないのがもどかしいところですが。。

生音。
録音された音。
自分で想像する音。

この3つが全て自分が望む音で体現できるのが理想的な状態といえよう。
このバランス感覚をより磨いていくよう心掛けたい。
プレイヤーが望む音色は様々なので、それが出せるならばヴィンテージ楽器でも良いし、現行品でも良い。
僕は望む音が出る楽器にたまたま出会っただけ。
現行品で先の動画の音色が出せるという事を皆さんに知っていただければと思います。

今の状態で設備の整ったレコーディングスタジオで録音できたら当然の事ながら良い音で録音できると簡単に想像がつく。
録音したいなぁ。
録音したいなぁ。
録音したいなぁ。
だれか?(笑)

1812_ZBlog_sugano.png菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

【ライブスケジュール】
DUO with the guitar
・2019年5月21日(火)@横浜「491HOUSE」
菅野浩(as) 佐津間純(g)
guest 上野まこと(ts)
Alto Talks
・2019年6月16日(日)@国立「FUKUSUKE」
宮野裕司(as) 菅野浩(as) 関根彰良(g) 小塚泰(vln) 橋本歩(cello)
・2019年7月2日(火)@中野「Sweet Rain」
宮野裕司(as) 菅野浩(as) 関根彰良(g) 小塚泰(vln) 橋本歩(cello)

公式サイトのライブスケジュールはこちら!

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