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タイガー大越ワークショップ In 上海 -Yamaha Trumpet Summer Camp-

こんにちは。トランペットの曽根麻央です。
タイガー大越先生の中国ツアーに参加した際、Yamaha Trumpet Summer Campにてタイガー先生のワークショップを見学する機会をえました。Yamaha Trumpet Summer Campは今年初めて実施するヤマハ中国の企画で数多くのトランペットの生徒を小学生から高校生ぐらいまでを中心に集めていました。タイガー先生の僕が見学したクラスには50人ほどの生徒が集まり、熱心に勉強していました。クラシックをメインに今まで学んできた生徒たちが多かった様です。

ホーンと自分の関係性を探る


最初に最も大事なことが自分とホーン(trumpet)との関係性をしっかり分かっていることです。
そのためには、我々がどの様な楽器を演奏しているか知っておくことが大事です。我々の演奏する楽器には3本のバルブしかついていませんが、それで全ての音を演奏することができます。 もしピアニストだったら(ピアノの物理的な構造により)高い音は右へ、低い音は左へ移動するイメージを持って演奏することができます。アコースティック・・ベースなら(同じく楽器の構造により)高い音は下方、低い音ほど頭上に手を動かすイメージを持って演奏できます。ギターも左に行けば低い音、手を体に寄せれば高い音を弾くイメージができます。しかしトランペットには(目で見える範囲において物理的な音の)動きを視認することができません。なので、3本の各バルブから糸の様な線が上下に伸び、その中をバルブと音の動きに合わせて絵を描く様に上下させるイメージをしっかり持つことが大事です。
僕も未だにホーンと自分の関係性を探っています。その中で自分がどうやってこの楽器を演奏したいかに気づいていくことが大事です。そうしたらトランペットが楽器ではなく、自分の心体が楽器だということに気づくでしょう。
 

リズムを感じる大切さを学ぶ


この様なイントロダクションの後、生徒を全員起立させ、テンポどおりにその場で足踏みをさせ、リズムのコール・アンド・レスポンスの練習をしたり、サブディビジョンの練習をしたり、2拍3連の練習をしたりと、リズムのエクササイズを行いました。生徒たちは自分の体からリズムの喜びを感じる大切さを学べたと思います。



クラシックをメインに今まで学習した生徒たちですが、テクニックはあっても、リズムや、音楽に表情をつけるトレーニングを知らない感じを受けました。リズムは音楽の基本です。どんな楽器の人もきちんとトレーニングしてより良い音楽を作っていきましょう!
 

1812_ZBlog_sone.png曽根 麻央(そね まお)プロフィール
トランペット奏者、ピアノ奏者、作曲家、音楽教育家
ジャズを基盤として日本の音やその他の民族音楽を融合させる、完成度の高い個性的なスタイルを持った日本人のトラン ペッター、ピアニスト、歌手、作曲家。また、トランペットとピアノの同時演奏という独特なスタイルでも知られている 。

公式サイトはこちら

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