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アドリブ入門講座 (Z BLOG 菅野 浩)

日頃から講師を担当している横浜の教室で、「管楽器奏者の為のアドリブ入門講座」を担当する機会に恵まれた。
そこそこメロディーは吹けるようになったけど、アドリブソロとなったらガチガチになって何もできない。
ツーファイブフレーズを沢山練習したのに、セッションでは何もできなくなってしまう。
など、楽器の扱いはそこそこ出来るがアドリブをするにあたっては全くどうして良いかわからないという人たちが対象だ。

“あまり考えない”ことが大事

趣味として楽器に触れている人の中で、アドリブは難しい、そう感じている人は多いと思う。
けれども、そんなに難しいことではないと思う。
コツとしては、“あまり考えない”ことが大事ではないかと。
そもそも管楽器でジャズをやることを趣味として選択し、練習をし、そこそこメロディーを吹ける状態になるまでにはその人がどういう状態にあるか、次のことが考えられる。

1.大人との日常会話が出来る。
2.恥ずかしさを知っている。
3.憧れるプレイヤーがいる。
etc.

アドリブをする際にはこれらが大きな障壁となる。何故かと言うと、
1. に関しては、大人と同等の会話(アドリブ)が最初から出来るわけがないから。
2. に関しては、すぐに自分の音が恥ずかしいと思ってしまうから。
3. に関しては、自分と憧れるプレイヤーとの間にとてつもない差を感じてしまうから。

0歳児スタート

これらは成熟した大人脳による障壁と考える。
ここら辺を“あまり考えず”に取っ払って、思い切って0スタートすることをお勧めする。
言い換えれば0歳児スタート。
自分は大人脳が無い乳幼児。
乳幼児はお腹が空いたら「オギャー!」と泣き、親にお腹が空いてることを伝える。
成長するにつれて、
「まんま」
「ごあん」
「ごはん」
「おなかすいた」
「おなかすいたよーー」
「腹減った」
「腹減った~腹減った~腹減った~」
「腹減ってんだよ!」
「腹減ったっつってんだよ!はやくメシ食わせろ!」
「空腹でございます」

というように、その表現の幅はどんどん広がっていく。
この成長していく感覚を自分の楽器で体感できるように日頃の練習を見つめ直してみれば良いのではないかと思う。
まずは「オギャー!」で良いので伝えることが大事。もしそこで「ダサい」とか「恥ずかしい」と思ってしまったら大人脳が邪魔しにやってきたことなので大人脳をは排除して、とりあえず「オギャー!」を確実に完璧に。
新しい言葉(=メロディー)を覚えて話そう(=演奏しよう)としても上手く話せないときは、楽器の基礎的な部分が甘いかもしれないし大人脳が邪魔してるかもしれない。。。

心の中でちょこっとしたコツを掴んでしまえば

この講座では、このようなことを具体的に音を出しながら練習してみるという内容になっています。
心の中でちょこっとしたコツを掴んでしまえば、乳幼児レベルの会話(アドリブ)が、1~2年で大人レベルに成長する人もいます。
趣味として楽しむだけで良いならば、中高生の会話(アドリブ)レベルでも十分かと思います。
いちど出来るようになれば一生出来ることなので、細かい楽譜を読むのが億劫になった老後にはアドリブで楽しい時間を過ごすことも約束されています(笑)

ご興味のある方は是非ご参加ください。
第2回目です。
一般の方も聴講も可能です。

管楽器奏者の為のアドリブ入門講座第2回
・開催日:9月29日(日) 14:00~16:00
・会場:Music Academy BarBarBar音楽院(横浜関内)

 

この講座の詳細はこちら!

suganosan_prof.jpg菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

公式サイトのライブスケジュールはこちら!

菅野さんが参加している
Z EXPRESS BIG BANDの紹介ページはこちら

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