< >

記事

厳選した音楽関連の記事をピックアップ!

トランペットの指練習(Z BLOG 曽根 麻央)

こんにちは。トランペットの曽根麻央です。
今日は指練習についてお話ししようと思います。なぜならジャズの演奏家にとって、8分音符などを正確に、リズム通りに吹けることはとても大事だからです。そのためには確実にピストンを下ろすこと、速い指の動きの中でも正確にエアがトランペットの中に送られていることを日々確認することが大事です。

指の動きの練習もできるスゴイ本

その中でも特に注目したいのが、王道のトランペット・エチュードでもあるH.L. Clarke著「Technical Studies For The Cornet」です。このエチュードでは全体を通して、最小限の音量と息の量で楽器をコントロールすることが上達のコツになります。それにより、長いフレーズの息の流れの確認をしながら、指の動きの練習もできちゃうスゴイ本です。

190925_zblog_sone_01_01.png
半音の動きを確認するFirst Study、3度の動きを確認するThird Studyなど有名な練習がたくさんある中、一番有名なSecond Studyをみてみましょう。

Second Studyでは2度と3度を行き来するエチュードです。オリジナルは長調で書かれていますのでこれをきちんと吹けるようにします。(この譜面は実際の本を参考にしてください)


その後、ジャズでもよく使う指使いも練習できるように、教則本には載っていないやり方に変化させて行きます。
まずは元の練習を自然短音階に変えて練習するとこうなります。
190925_zblog_sone_01_02.png

次にWhole Tone Scaleに当てはめて練習してみます。
190925_zblog_sone_01_03.png

そして更に半音階でも練習してみましょう。
190925_zblog_sone_01_04.png

4つとも出来るようになったら、長調、短調、Whole Tone、半音と繋げて練習してみましょう。
それを教則本のように全てのキーで練習してみましょう。これが僕が普段行う指のトレーニングです。試してみてください。

ちなみにAllen VizzuttiのTrumpet Method Book 1のTechnical StudyにはH.L.ClarkeのSecond Studyをひっくり返した変奏バージョンが載っています。興味のある方は参考にしてみてください。これも良い練習です。

1812_ZBlog_sone.png曽根 麻央(そね まお)プロフィール
トランペット奏者、ピアノ奏者、作曲家、音楽教育家
ジャズを基盤として日本の音やその他の民族音楽を融合させる、完成度の高い個性的なスタイルを持った日本人のトラン ペッター、ピアニスト、歌手、作曲家。また、トランペットとピアノの同時演奏という独特なスタイルでも知られている 。

【ライブスケジュール】
10/1 (火) @ 六本木 Alfie
曽根麻央 - trumpet & piano、山本連 - electric bass、則武諒 – drums

10/4 (金) @ 小岩 Cochi
“Jazz In Motion”
曽根麻央-piano & trumpet、橋本直如 - tap dance

10/15(火) @ 赤坂 Dot & Blue (六本木・赤坂サウンド・クルージング)
曽根麻央 - trumpet & piano、伊藤勇司 – bass、木村紘 – drums

10/28(月) @ 柏 Nardis
曽根麻央 - trumpet & piano、伊藤勇司 – bass、木村紘 – drums

11/13(水) @ 日吉WonderWall YOKOHAMA
曽根麻央 - trumpet & piano、伊藤勇司 – bass、木村紘 – drums

11/15(金) @ 柏 Nardis
曽根麻央 - trumpet & piano、伊藤勇司 – bass、木村紘 – drums

11/19(火) @ 赤坂Velera
曽根麻央 - trumpet & piano、伊藤勇司 – bass、木村紘 – drums
 

詳細はこちらから

記事の一覧に戻る