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音楽を趣味にするということ(Z BLOG 菅野 浩)

様々な楽しみ方

音楽を趣味にするといっても、楽器演奏が趣味となるとそのかたちは様々。
社会人バンドに所属して定期的にライブをこなしている場合、自らチケットを売ったり会場費を自己負担したりする場合もあるが、中にはギャラを貰って演奏の機会を得ている社会人バンドもある。これは趣味でありながらお金が貰えるので、もはや仕事の領域。
また、アドリブが得意で日常的にジャムセッションへ出向き、趣向を同じくする仲間たちと楽しんでいる人もいる。
社会人になってから楽器を始めた場合、音楽教室へ通い、純粋に上達することを楽しむ人もいれば、その教室の先生や他の生徒らと交流を楽しむ人もいる。

このように趣味としての楽しみ方は様々。

趣味を仕事にすると大変なのか?

僕がクロマチックハーモニカを練習し始めたのは2008年、34歳の時だった。当初はサックスでは余裕で吹けるメロディーがハーモニカではとても難しかったが(今でもできないことばかりだが…)、成長曲線は急上昇しているので日々発見があり楽しい日々だった。完全に趣味として取り組んでいた。趣味ならばと思い、自らお金を払ってでも人前で演奏したいという欲が強まり、知人のやっている社会人バンドに運良く参加できることになった。完全にアマチュアのハーモニカ吹きとしての参加。そんな自分がとてもとても楽しかった。趣味で楽器をやるってこんなに楽しいことなんだと再認識できたし、趣味として楽器をやる側の人たちの気持ちもよくわかった。
上達するにつれて自分のバンドや他のバンドでも隙あらばハーモニカを演奏するようになった。レコーディングもしたし、お金をもらえるようにもなった。
あれ?趣味だったのに仕事になってしまったよ。
学生の頃、「趣味は仕事になるとそれはそれで大変だよ」と言っていた先生の顔が脳裏に浮かぶ。
大変なのか?俺?
そもそもサックスでの活動も大変なのか?

時々「プロで音楽やってるって本当に大変ですよね~」と言われるが、そんなとき、心の中では僕の何をみてそんなことを言うのだろう?と思ってしまう。その人の言わんとするところはわからないでもないが、大変だろうと思われていることのほとんどはこちらとしては大変と思っていないし、こんなに楽しい職業は無いと思っている。
単純にモノの見方=価値観が違うだけ。
中には職業音楽家というビジネスとして、かなり冷めた心持ちで作曲や演奏をしている人もいるが、僕の場合そこは違う。楽しい仕事しかしていない。楽しんでいるから趣味としてやっている感覚とあまり変わらない。おまけにお金が貰える。
この感覚を先の質問をした人に話して納得してもらうことの方がむしろ大変かもしれない。

遊びは真剣に!

最近、Gentle Forest Jazz Band(以下略してGFJB)内で交わされる言葉に「趣味のバンド」という言い回しがある。メンバーは各々GFJB以外でも思い思いのバンド活動をしているが、そのバンドを例えるときによくこの言葉を使う。
これはタレントのタモリさんが言う、
「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」
「仕事に遅刻してくるやつは許せるが、遊びに遅れてくるやつは許せない」
~つまり…仕事よりも趣味の方が絶対に楽しいはずで、楽しい趣味に真剣になれない人が楽しくない仕事に真剣になれるはずがない~
ということにつながるのではないか(笑)

社会人バンドの皆さん、いつも真剣ですよね?

今月10/19(土)は、下記のセミナーのために広島へ伺います。
真剣な皆様ぜひお集まりください!
 

【管楽器フェスタ限定イベント】
菅野浩 魅せる!大人のサックスセミナー

suganosan_prof.jpg菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

公式サイトのライブスケジュールはこちら!

菅野さんが参加している
Z EXPRESS BIG BANDの紹介ページはこちら

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