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ミュージシャンのテレワーク その2(Z BLOG 菅野 浩)

前回に引き続き、ミュージシャンのテレワークについて。

宅録・配信

宅録・配信環境が整えば、友人ミュージシャンとはもちろんのこと、世界中の人とWEB上でコラボできる。
星野源さんのコラボ動画は、僕らミュージシャンの励みにもなったし、ライブに行けないファンにとってもかなり楽しいものとなった。
これは星野源さんの映像に重ねて録っていくので、デジタルを駆使した試み。スマホで簡単にできる宅録ですね。
このほか、演奏者がそれぞれの自宅スタジオに居ながらWEB上でセッションをして、それをリアルタイムで配信するには、どこまでのクオリティーで実現可能か、ということにチャレンジする人も現れた。
ここで注目したいのが、WEB上でのリアルタイムなセッションを実現しようとした「SYNCROOM」というサービス。

ヤマハ公式オンラインセッションサービス「SYNCROOM」

これはYamahaが提供してきた「NETDUETTO」という遠隔合奏サービスの進化版で、6月頃に正式公開予定。
いま現在は、ほぼ同等の機能を持つベータ版サービス「NETDUETTO β2 」が先行公開されているとのこと。
”オンライン遠隔合奏サービス"に特化しており、5G通信の環境下での体験者は、遅延が限りなく小さく、ごく普通に演奏できる、と話していたということで、期待していきたい。 5Gの通信インフラがいち早く整うことを望む。

レッスン

人によっては環境は様々だが、
大学、専門学校、個人、音楽教室で教えているのがほとんど。
各教室はWEBレッスンの導入の検討に必死だ。
Skype、Zoom、先述のNETDUETTOなどのWEBサービスを駆使して、どれが快適なのかSNS上での情報交換は日々激しい。
WEBレッスンならではの利点を活かした方法も模索されている。
新しい活用法は確実に生まれているようだ。
しかし僕は音出し不可物件に住んでいるので、モバイル機器でのWEBレッスン環境の構築を目論んでいる。やはり5Gへの期待が大きい。
ハーモニカなら自宅でなんとかなるのだけど。。

これからのライフスタイル

事態が収束する頃には、いまWEB上で行われている動きが、僕らの音楽活動の一環として、より一層重要性を増し、収益性を伴っていくことになれば面白いと思う。
今こそ、これらの分野を充実させる絶好の機会だ。

・新型コロナウイルスによる人々の在宅化
・オリンピックの延期
・5G通信の開始
これらは発達した高速通信インフラでオリンピックを楽しむ可能性を生んだ。
向こう1年間は急ピッチでこの分野が盛り上がるに違いない。
オリンピック競技のVR(=Virtual Reality)観戦が簡単になっているかも知れない。
とすればオリンピックに限らず、ライブ鑑賞も気軽にVRで鑑賞できるようになるのではなかろうか。
ちょうど一年前、こんな記事↓を書いていたけど、思ったより早く実現するのかもしれない。
VR観戦

まぁ、あれもこれも事態が収束しない限りはお預けなんですけどね。。

東日本大震災の時は電力不足から節電に配慮しなければならなかった。
しかし、今回は主にインターネットを活用した電力頼みの未来を想像している。
なんとも皮肉なことだ。
このような非常事態が10年おきに取っ替え引っ替えやってくるものとしたら、それに耐え得るライフスタイルを平時から作らなければいけない。

よーく考えよう。

とにかく今はStay Home。
早く収束させよう。

suganosan_prof.jpg菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

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