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お気に入りのジャズスタンダードの原曲(Z BLOG 石橋 采佳)

こんにちは!
トロンボーンの石橋采佳です。

2月の記事でジャズスタンダードナンバーの意外な原曲について、
そして意外な歌詞を持つ曲について書かせて頂きました。
今回はその続きで最終回として、私のお気に入りのジャズスタンダードナンバーの原曲を2曲ご紹介したいと思います。
映画音楽ってどの曲も素敵なものが多いのですが、特に影響を受けた大好きな2曲です。

①「Green Dolphin Street(邦題:大地は怒る)」より"On Green Dolphin Street"

ジャムセッションでもお馴染みの曲ですよね!
この映画は1947年公開されたそうなのですが、その約10年後にMiles Davisが取り上げたことによって、世に名前が知れ渡ったそうです。

♪by Miles Davis from 1958 MILES

♪by Bill Evans from On Green Dolphin Street
Bill Evansのテイクも有名ですよね。

そして原曲はこちら。

この曲はプレイヤーによって様々な顔を持つ曲だと思うのですが、原曲を聞くとあまりにも自分の持っている曲のイメージと違ったため衝撃でした。
この曲を聞くと映画が始まる時のわくわくとした気持ちになります。
曲だけで映画に引き込まれてしまうこの感じ、映画音楽として最高ではありませんか!?
1:25辺りからよく演奏されるメロディーが始まるのですが、そこまでの流れも素敵だし、後半のメロディーにホルンを持ってくるところにぐっときます。
ホルンって本当においしい楽器ですよね...!

動画自体はオープニングで終わってしまうのですごく映画の内容が気になるのですが、なかなかレンタルビデオ屋さんやインターネットのレンタルサービスなど探しても見つからないんですよね。
映画を見れたら、この曲を知った時からずっと抱いている、Green Dolphin Streetって何?通りの名前?という疑問もも解決されるでしょうか..(笑)
もし情報知っている人がいたら教えてほしいです!(笑)

続いてはこちら!

②「Days of Wine and Roses(酒とバラの日々)」より同名"The Days of Wine and Roses"

1曲目に引き続きこちらもセッションでは大定番の曲ですよね。
私はこの曲といえば、このテイクです。

♪by Oscar Peterson Trio from We Get Requests(1964)

初めてOscar Petersonを聞いたのもこの曲で、何度聞いても幸せな気分になる演奏です。
セッションでもミディアムで演奏することが多い曲ですよね。
それはそれで好きなのですが、原曲を聞いてから私はもうこの曲はそのイメージ一色になってしまいました。
数多く演奏されているこの曲の中で一番好きな演奏かもしれません。

♪Days of Wine and Roses(Henry Mancini)

作曲はムーンリバーやピンクパンサーのテーマなどを作曲したHenry Mancini。
数多くの映画音楽を手掛けていて、何度もグラミー賞、アカデミー作曲賞を受賞しています。

私はこの曲を聞いたのがきっかけで映画音楽に興味を持ったのですが、これを超える映画音楽には未だ出会っていません。
大げさに聞こえるかもしれませんが、3分半程のこの1曲で映画を1本をみたような気持ちになります。
それぞれの楽器の使い方や、オブリガード、ハーモニー、曲の展開など全てにおいて勉強になるし、とにかく弦の使い方がとても素敵で、聞くたびにオーケストラを書きたい!と思う1曲です。

こんなに素晴らしい主題歌の映画ってどんな映画なのか皆さん気になりませんか?
「酒とバラの日々」というタイトルだけ見たらどんな内容を思い浮かべますか?
実はこの映画、アルコール中毒が題材のお話で、しかも内容は決して明るいとは言えないものだそうで...。
どういう流れでこの曲が使われているのかとても気になるのですが、それを聞くとなかなか見る勇気がでず未だ見れておりません...。(笑)
こちらはインターネットで借りることができるそうなので、今年中に見るのが目標です!(笑)
その他にもHenry Manciniが音楽を手掛ける映画は素晴らしいものがたくさんあるので、この映画以外にも色々見てみたいと思っています。

私のお勧めの2曲いかがでしたか?
映画音楽とジャズスタンダードというのはとても深い関係にあると思うので、これからも発掘していきたいと思っています!
皆さんもおすすめの曲などあったら是非教えてくださいね!

最後に番外編!

♪All The Things You Are(Jerome Kern)

"All The Things You Are"でよくやるこのイントロ。
このイントロはラフマニノフの曲をモチーフにしたと聞いたことがあって調べてみると...発見!!

♪「前奏曲 嬰ハ短調」作品3-2 (セルゲイ ラフマニノフ)

確かにキーも一緒だしそう聞こえなくもないのですが。。。(笑)
本当だとしたらおもしろいですよね。

今日も読んでくださりありがとうございました。
また次回の更新をお楽しみに!

1812_ZBlog_ishibashi.png石橋 采佳(いしばし あやか)プロフィール
トロンボーン奏者
12歳からTbを始め、17歳より鶴田昌道氏に師事する。2012年に国立音楽大学ジャズ専修の2期生として入学し、tbを中川英二郎氏に師事。 関東を中心にコンボやビッグバンド等の演奏活動を開始する。2017年4月より、ヤマハ管楽器愛用プレイヤーで結成されたヤマハ主催のビッグバンド「Z EXPRESS BIG BAND」のメンバーとして参加、2018年AKB48「ジャーバージャ」のPVに出演、AKB48研究生へのトロンボーンの指導等も行う。

公式サイトはこちら!

石橋さんが参加している
Z EXPRESS BIG BANDの紹介ページはこちら

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