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厳選した音楽関連の記事をピックアップ!

ミュージシャンのテレワーク 雑感(Z BLOG 菅野 浩)

3回にわたってミュージシャンのテレワークを紹介してきました。
仲間の奮闘ぶりはとても頼もしいですね。
・YouTubeなどでの動画コラボ
・ライブの生配信
・遠隔合奏サービス(NETDUETTO)
・オンラインレッスン
など、今後想定できるあらゆる可能性が示された。

ただ、共通点は、収益化の難しさ。

YouTube

→自身のYouTubeチャンネルを新規に開設する人は増えたけど、それが仕事として収益化できるまでにはチャンネル登録者数を1000人獲得しなければならない。
そこをクリアしたとしても最後まで視聴される動画で埋め尽くさなければ、単価の高い企業広告は付かない。
より高い収益性を求めるにはYouTubeメンバーシップという会費制を敷くこともできるが、この場合チャンネル登録者数は30,000人以上であることが条件。他にもYouTubeを利用した収益化の手段はあるようだが、この状況になって著名演奏家が本気でチャンネル開設しているので、彼らにとってはじっくり取り組める良い機会かもしれないが、知名度のない演奏家としては逆に難しい状況ではなかろうか。更には不況となれば単価の高い広告を出す企業も減るらしい。
CDが売れない時代に突入してからは、皆YouTubeで面白いCM動画を作り、そこからライブの動員を増やす作戦を展開してきたのに、ライブができない現状では、そのスタイルは簡単に崩れた。

ライブの生配信

→オンライン決済のシステムと、映像や音質のクオリティが、演者・聴衆共に満足いく形ではまだまだ発展途上か。
個人でやるならば著作権の問題もクリアしなければならない。

遠隔合奏サービス(NETDUETTO)

→より高速化した通信網インフラが整えば更なる収益化へ向けて動きやすいが、もうちょっとか。
個人的にはかなり期待している。

オンラインレッスン

→教室・講師側がシステムを整えても生徒側にその環境が無ければ成り立たない。
インターネットの向こう側にいる面識のない潜在的な生徒を獲得するためには、本気のWEBマーケティングが必要だ。

WEB上の会員制コミュニティ「オンラインサロン」に注目

ここで、僕が注目しているのはオンラインサロン。WEB上の月会費制の会員制コミュニティ。
既に数多く存在しているが、音楽関係ではまだまだ少ないのではないだろうか。
個人での運営に至ってはほんのわずかだ。
ファンの心理としては、好きなアーティストがオンラインサロンを運営していれば、それはWEB上の会員制ファンクラブと同義なので、とてもありがたい。
アーティスト側としては、会員が一人からでも収益化が可能だ。
音楽教室においてもかなり有効な環境ではないだろうか。何人も講師を抱えている音楽教室ならば、開設時点で既にその講師の数だけコンテンツが整っているからだ。
個人でも宅録スキル高まった人多いだろうし、チャンネル登録者数と再生回数に期待してYouTubeやるより、オンラインサロンをガチでやってみたらどうだろうか。
参考までに、ガチなオンラインサロンを始めた燗酒ペアリング専門店「Gats」のニュースを。
前回紹介したテラーニさんも登場します。

まぁ、いろいろ考えてみるけれど、どれをとっても高速通信インフラが整った方が断然良い。そのためには早く新型コロナを収束させないと!
快適な通信環境が整うまでは、ウイルス以上に自らを変異させて生きていくのが良いのかもしれない。
あ、クロマチックハーモニカの講師を担当することになりました。
ミュージックスクールVoce~ヴォーチェ~ ハーモニカコース

これも変異形のひとつかも?ww

suganosan_prof.jpg菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

公式サイトのライブスケジュールはこちら!

菅野さんが参加している
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