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我が家にトランスアコースティックピアノがやってきた!~あたらしいピアノの楽しみかた(伊澤 瑠美)

こんにちは。ピアノデモンストレーターの伊澤 瑠美です。
5月も中ごろになると、私の住む北海道もようやく暖かくなり暖房なしでも過ごせる季節となります。長い間雪道を「そろりそろり」と歩いているので、自転車に乗れるようになるこれからの季節が大好きです。ピアノの生徒たちよりも日焼けして、鍵盤上に手を並べる事が少し恥ずかしくなってしまう季節でもあります(笑)
この春はなかなか出かける事ができませんが、ご近所のお庭に咲く花を見ながら散歩をするのがリフレッシュするひと時です。
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前回は、自宅で使っているトランスアコースティックピアノの機能のご紹介をさせてもらいましたが、今回はなぜこのピアノを選んだのか、お話をしていきたいと思います。

私とピアノの歴史

ここで私とピアノの歴史をご紹介。
ピアノを習い始め最初に両親が用意してくれた楽器は、木目調のアップライトピアノでした。4歳の頃からこのピアノでたくさん練習‥‥というよりは、遊び相手のような存在だったと思います。レッスンの宿題より、TVから聞こえた曲などを弾いたりして遊ぶ時間の方が長かった子供でした。先生、ごめんなさい!
やがてグランドピアノで練習をするようになると、更にピアノを弾くことが楽しくなりました。留守番中の練習時間の詐称報告をすることも少なくなったように思います。

結婚をしてから夫の転勤で道外に引っ越す事になりました。その当時、限られた時間と予算内で「楽器可」の住まいを探すのはなかなか大変でした。自分が体験してから、ピアノ購入を考えている「転勤族なんです…」というお客さまの大変さが身に染みてわかるようになりました。
なんとか見つけたお部屋は、消音できるならピアノを置いても良いという事だったので、子供の頃に使っていたアップライトピアノに消音機能をつけ、一緒に海を越えて新しい生活を始める事にしました。昔から使っていた愛着のあるピアノがサイレントピアノに生まれ変わり、少し古びてしまっていた外装もこちらのサービスを使ったら、技術者さんがピカピカにしてくれて、とても嬉しくありがたかったです。

引越し先はマンションだったので、家での練習は主にヘッドホンをつけて。コンサートなどの本番前はやはりグランドピアノで演奏をしたくなり、音楽教室やスタジオなどをレンタルして練習をしていました。 岐阜→大阪の引越しを経て、札幌にまた戻ってくる事ができました。
そして、念願の?マイホームを構える事に。

なぜトランスアコースティックピアノを選んだのか

トランスアコースティックピアノとの出会いは、そんな頃だったと思います。
発売当初はアップライトピアノのみのラインナップでしたが、「音量の調節ができる」このピアノに一目惚れ!
このピアノのグランド型があれば絶対にほしい!と思っていると、発売する日がやってきたのです!
我が家は、
・戸建て
・でも隣の住宅が近い
・建売住宅のため間取りが決まっている
このような住宅環境です。

アコースティックの音で弾く事もできますが、時間帯を気にしてしまいます。気兼ねなく練習するには消音機能が必須でした。
あらかじめ間取りや部屋の広さも決まっていたので、防音室を作りピアノを入れるというのは難しい。
また、家族もいる時間に、部屋にこもってヘッドホンをつけて練習するだけでは少しさみしく感じることもありました。
このような悩みがあった私にとっては、音を「出す」と「消す」だけではなく、音量の調節をして「小さめの音でも弾ける」シーンに合わせて使い分けのできるトランスアコースティックピアノは、まさに理想的!なピアノでした。

このピアノの機能が如何に必要であるか、夫に熱くプレゼンをし、ヘソクリを貯める毎日が始まり、(長かったー!!)とうとう我が家に、トランスアコースティックピアノがやってきたのです!
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こんな風に、一目惚れから始まり、長い片思い期間(ヘソクリ貯金中)を経て、トランスアコースティックピアノのある暮らしが始まりました。

次回は、実際にどのようにピアノを使っているかをご紹介いたします。

piano_izawa_prof.jpg伊澤 瑠美(いざわ るみ)プロフィール
4歳よりピアノを始める。ヤマハ札幌センターにてピアノ、作曲を学ぶ。札幌大谷短期大学音楽科ピアノ研究を修了。同校在学中より、ピアノデモンストレーターとして活動を始める。西日本などでの活動を経て、再び北海道地区にてコンサートやワンポイントレッスンなど幅広く活動中。
ピアノの魅力や音楽の楽しさを、多くの方に身近に感じてもらえるような演奏や選曲を心掛けている。

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