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『どうぶつの森』で学ぶ音楽(Z BLOG 石橋 采佳)

こんにちは!
トロンボーンの石橋采佳です。

新型コロナウイルスの影響で大変な状況が続いていますね。
感染者数は減ってはきていますが、日々状況が刻々と変化をしており、予断を許さない状況がまだまだ続きそうですね。
外出自粛や休業要請が出る中、経済には多大な影響が出ていますが、その中で需要が拡大し売上が急増している業界もあるそうで、その1つがゲーム産業だそうです。
外出自粛で家にいる時間が多くなった今、ゲーム機やゲームソフトが飛ぶように売れているとのこと。
特に最近話題なのは任天堂から発売された『あつまれ どうぶつの森』。

私にとって『どうぶつの森』は大変思い入れのあるゲームです。
私は初代の『どうぶつの森』からプレイをしており、(途中やっていない作品もありますが)ゲームの中で流れてくる音楽がとても素敵でそれがきっかけで音楽に興味を持ったというお話も以前ブログでさせて頂いたかと思います。
今作品も購入し、数年ぶりにこのゲームを進めていく中で改めて音楽の素晴らしさを実感したので今回いくつかの曲をご紹介させて頂きたいと思います。

「とたけけ」がストリートライブで演奏する素敵な曲を紹介します!

まず『どうぶつの森』の音楽というのは大きく分けて3種類ありまして、
1つ目はプレイ中に流れているBGM(時間によって変わる)
2つ目はお店や博物館等の建物で流れているそれぞれの建物のBGM
3つ目は島で開催されるライブで聞くことのできる曲、そしてそのCDです。

私はどの曲も好きで、特にプレイ中のBGMなんかは打ち込みではなく生楽器なのでそちらに耳がいってしまうこともしばしばあるのですが、今日は3つ目の音楽に焦点を当てていきたいと思います。

『どうぶつの森』では、毎週土曜日に「とたけけ」というミュージシャンがきてストリートライブをしているのですが、そこで色々な曲を聞くことができます。
そしてその聞いた曲のCDをもらい、部屋などで流すこともできます。
ちなみにライブはとたけけの歌+ギターというシンプルな編成。
CDは打ち込みではありますが色んな楽器が入っていて少しアレンジもされているので個人的にはCDバージョンの方が好きです。

ちなみに、そんな『どうぶつの森』の音楽を担当している任天堂の戸高一生さんは、
なんととたけけのモデルでもあり、ヨッシーの声優でもあります。
どうぶつの森以外にもヨッシーやマリオ、WiiMusicのBGMなどなどたくさんの音楽も担当しているのですが、それもまた素晴らしいんです。

前置きが長くなってしまいましたが、今日はそんな『どうぶつの森』の素敵な曲を皆様にご紹介したいと思います!!

・ドライブ
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・けけソウル
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まずこちらの2曲!
どちらもゲームの曲とは思えない程物洒落ているんです...!
ドライブはこないだ耳コピをしてみたのですが、オンコード(分数コード)が使われていて立体的なハーモニーがすごく素敵なんです。
エレクトリックなアレンジも勉強になります。
けけソウルは、ムーディーな感じがたまらなく好きで、しかもアレンジにちゃんと管楽器が入っているので好感度爆上がりです(笑)
お気に入りの2曲です。

続いてこの2曲。
・けけジャズ
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曲ももちろんかっこいいのですが見てくださいこのジャケット!
どう見てもブルーノートレーベルのジャケットを意識してますよね?!(笑)
※1
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この辺りをモチーフにしたのかなぁ。
めちゃくちゃ可愛いらしいです。

・けけスウィング
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ジャケットといえばこちらも見てほしいのですが、こういうジャケットすごく見覚えありませんか?(笑)
私は初めてみた時からグレンミラーにしかみえません...(笑)
※2
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色んなジャケットも研究されたんだろうなぁと思います...!
曲もスウィングのおいしいところを詰め込んでいてとても素敵な1曲です。

・けけグルーヴ
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・けけフュージョン
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・けけファンク
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この3曲は、それぞれの曲のフィールの特徴を物凄く捉えていて、リズムだったり、細かいニュアンスだったりがとても丁寧に再現されています。
けけファンクの管楽器のタンギングとかあるある!って感じです。(笑)
脳内で勝手に生音で再生されてしまいます。

・けけサルサ
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これも曲の再現度が高すぎます!
私は一時期サルサを勉強していてずっと聞いていたのですが、それでもサルサ風ではなく本格的なサルサにしか聞こえません。
普通にライブで演奏されても違和感なしだと思います(笑)

・けけガムラン
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まずゲーム音楽にガムランまであることにびっくりしました(笑)
今までに生のガムランを何度か聞いたことありますが、この曲ももうガムランそのものです。
あとジャケットのデザインもガムランの衣装などもすごく凝っていますよね。

・ミニマルおんがく
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・けけのミロンガ
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・けけロマ
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ミニマル、ミロンガ、ロマってご存知ですか?
私はまさしくどうぶつの森が知るきっかけでした。
普段なかなか意識をしないと聞く機会のないこのようなジャンルの曲を幅広い世代の人がこのゲームで自然と聞いているってすごいことだなぁと思います。
この曲もそれぞれ楽器の使い方だったりすごく特徴をとらえていておもしろいです。
ちなみにゲーム内でもらえるCDは95曲あるそうで、紹介した以外にも本当にたくさんのジャンルの曲を聞くことができます。
私は粗方聞いたと思うのですが、どの曲もクオリティがとても高くそれぞれのジャンルの特徴を大変丁寧に抑えていると思います。
ゲームの中で手軽に様々なジャンルが聞けるということは、その分音楽に興味を持つきっかけも多いにあるということ。実際に私もその一人でした。
私が音楽に興味を持てたのも、『どうぶつの森』のゲーム音楽に並々ならぬこだわりとセンスがあったからこそ。心から尊敬します。
よかったら皆さんも聞いてお気に入りの曲みつけてみてくださいね!

今日も読んでくださりありがとうございました。
また次回の更新をお楽しみに!


『あつまれ どうぶつの森』を含む『どうぶつの森』シリーズは任天堂の製品です
©2020 Nintendo

※1
アーティスト名:ビッグ・ジョン・パットン
タイトル:ザ・ウェイ・アイ・フィール
発売元:ユニバーサル ミュージック合同会社
https://www.universal-music.co.jp/p/uccq-9509/

※2
アーティスト名:グレン・ミラー楽団
タイトル:グレン・ミラー・カーネギー・ホール・コンサート
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
*CDは絶盤ですが、音源は配信中
Moraサイト

1812_ZBlog_ishibashi.png石橋 采佳(いしばし あやか)プロフィール
トロンボーン奏者
12歳からTbを始め、17歳より鶴田昌道氏に師事する。2012年に国立音楽大学ジャズ専修の2期生として入学し、tbを中川英二郎氏に師事。 関東を中心にコンボやビッグバンド等の演奏活動を開始する。2017年4月より、ヤマハ管楽器愛用プレイヤーで結成されたヤマハ主催のビッグバンド「Z EXPRESS BIG BAND」のメンバーとして参加、2018年AKB48「ジャーバージャ」のPVに出演、AKB48研究生へのトロンボーンの指導等も行う。

公式サイトはこちら!

石橋さんが参加している
Z EXPRESS BIG BANDの紹介ページはこちら

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