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フラッター習得への道①(Z BLOG 石橋 采佳)

こんにちは!
トロンボーンの石橋采佳です。

突然ですが皆さん、「巻舌」はできますか?
子供頃意味もなく巻き舌をしているタイプの子いましたよね!(笑)
私はそういうタイプではなかったからなのか、子供の頃から巻舌をしたことがなく、それについてあまり考えることもなかったのですが、楽器を始めたある日気づいてしまったのです。
フラッターができない!!!(;_;)(;_;)
(フラッターとは巻舌のように舌を振動させることによって音を震わせる特殊奏法です)
周りの人にできるかどうか聞いてみると、そんなに使わないだけでみんなできるんですよね...。
楽器をやっていない友人も含めてみんなあまりにも簡単そうに巻舌をするので、私も練習すればできるだろうと思い練習をするのですがなかなかできず....。
練習しては挫折、練習しては挫折...というのを何度か繰り返していた私なのですが、最近Michael Deaseさんが演奏しているBroadwayという曲をコピーしていると、フラッターを使用している場面が数ヵ所でてきたんです。
それがとてもかっこいいのですが、やはりどう頑張っても吹けず悔しい...。
また諦めて別の練習をしようかなと思ったのですが、どうしても気持ち的に引っかかるし、突き詰めて練習するなら時間に余裕のある今しかない!と思い改めてフラッターに挑戦することにしました。
その練習の過程をシェアしてみたいと思います。

まず練習を始めた当初の巻舌はこんな感じでした。

★フラッター練習① 初期声なし


★フラッター練習② 初期声あり


一瞬は舌が震えてくれるのですが、長く続けることができませんでした。
しかも巻舌が上手な人の音と違って、音が重たいんですよね。
舌の力を抜きたいのに、入れないと振動しないという状態。
巻舌ができる人に色々質問しながら練習をしていると、1つやりやすいポイントを見つけることができました。
それは、巻舌を上を向いてやること。

フラッター練習③ 仰向け初期

★フラッター練習③ 仰向け初期


これはこの方法を発見してすぐの録音なのですが、最初の録音と比べるとそもそもの振動の仕方が違いますよね。
何故やりやすくなったかというと、恐らく上を向くことで舌の位置が後ろに移動したことと、そして余計な力が抜けたことの2つが大きいと思います。
その後実際にフラッターをやるには、舌の位置が前にきた方がやりやすいことに気づいたのですが、まず巻き舌をできるようになるということに関しては大きな発見でした。

長く続けるために、上を向くこと以外にも
・口のあけ具合(私の場合はイの口が続けやすかった)
・息の量(多めがおすすめ)
・続けている途中で舌に余計な力が入っていないか、息の量が減ってないか、舌の位置がずれてないか
なども意識しました。

フラッター練習④ 仰向け

★フラッター練習④ 仰向け


それを踏まえてしばらく練習をしていたら、そこそこ続けられるようになってきました!

ちなみにずっと上を向いているのは首に負担がかかるので、布団などに横になって、枕で頭の角度を調整してやるのがおすすめです!(笑)

この状態を体に覚えさせて、無意識でも長く続くように練習をし、慣れてきたら頭の角度戻しても同じようにできるように練習。
巻舌というものがが体に馴染んできていたら、舌の位置や力加減などに気を付ければ角度を戻しても意外とすんなりいける気がします。

それも無意識にできるようになってきたら、今度は口の形をアンブッシュアに少しずつ近付けていきます。
口の形を変えると私はまた余計なところに力が入ったり、舌の位置がずれたりしてしまうので舌に全神経を集中させてやっていました。
アンブッシュアの形でできるようになってきたら、少しずつ唇を閉じていくと唇が振動してきて、「巻き舌をしながらバズィングをしている」という状態になりました。

フラッター練習⑤ 巻き舌+バズィング

★フラッター練習⑤ 巻き舌+バズィング


できてすぐなのでまだぎこちないです。。

巻き舌ができるのにバズィングと同時にできないという方は、バズィングが自然な状態でできるか(唇がほぐれて振動しやすい状態になっているか)を確認してみるとやりやすくなるかもしれません(^^)

それでは次回は実際にマウスピースや楽器を使っての特訓方法をお話してみたいと思います。
今日も読んでくださりありがとうございました。
次回の更新をお楽しみに!

1812_ZBlog_ishibashi.png石橋 采佳(いしばし あやか)プロフィール
トロンボーン奏者
12歳からTbを始め、17歳より鶴田昌道氏に師事する。2012年に国立音楽大学ジャズ専修の2期生として入学し、tbを中川英二郎氏に師事。 関東を中心にコンボやビッグバンド等の演奏活動を開始する。2017年4月より、ヤマハ管楽器愛用プレイヤーで結成されたヤマハ主催のビッグバンド「Z EXPRESS BIG BAND」のメンバーとして参加、2018年AKB48「ジャーバージャ」のPVに出演、AKB48研究生へのトロンボーンの指導等も行う。

公式サイトはこちら!

石橋さんが参加している
Z EXPRESS BIG BANDの紹介ページはこちら

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