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自治体の支援策(Z BLOG 菅野 浩)

新型コロナウイルス感染拡大により発表の場を失った芸術文化事業者を対象とする自治体の支援策が各所で施されるようになった。 自治体によってその特色は様々で、その形式や支援金は異なるが、概ね配信動画をつくりなさいというものがほとんどだ。

芸術文化事業者の支援策に応募

友人らと情報を交換してこれらの施策に応募している。
・東京都「アートにエールを!」
・横浜市「横浜市内のアーティスト等、文化芸術活動緊急支援」
・川崎市「文化芸術活動支援奨励金」

等々。

申請のためにこれらの募集要項を注意深く読むことになったのだけど、日頃から馴染みの無い言葉に翻弄されることに…。
例えば「拠点」について。
「活動の足場にするところ」という意味のようですが、、そう聞かれてもねぇ…。
僕らフリーランスミュージシャンは毎月決まったお店に出演しているところもあれば、年に数回しか訪れないお店もあったり、ツアーに出れば全国のあちこちのお店や施設が拠点になり得る。
また、サブスク配信の場合、拠点は自宅?東京?日本?世界?どーしたらいいの?
練習やリハーサルをする場所もいろいろなところでやってるからそれらも拠点と言えるの?
といった初歩的な疑問が次々と…。

何はともあれ、僕は東京と横浜のあいだにある川崎市の自宅を事業所としているので、川崎市に本拠地を置き、東京・横浜・関東圏に主な拠点を持つものとして、先述した3つの施策に応募した。
ありがたいことに東京都の「アートにエールを!」は、動画が無事公開されている。
残りの二つはいまだ結果わからず。

「アートにエールを!」での動画はとても楽しく制作できたので、このお話を

まず、募集要項をよく読むと有利に働く条件が自ずと見えてきた。
・「未発表の新作」
→ならば新曲を急いで書き上げよう。
・「東京都内で公演中止になった10人以内のバンド」
→Alto Talks【宮野裕司(as)菅野浩(as)関根彰良(g)】でいこう。
申請にはまずメンバー個々人での登録が必要なので、その旨をAlto Talksの二人に伝える。
当初は先着順だったので、登録開始日時にパソコンに張り付いていられることが必要条件。
うまく行くといいなぁと思っていた登録日前夜、宮野さんから電話があり、
「うちのパソコンは古いからうまくいくかどうか心配だ」
ということで今回は辞退したいとの申し出。
「いや、前もって記入する内容を文字にして作っておけば、指示に従って記入してクリックしていくだけで大丈夫ですよ!」
と伝えるも、なかなか気乗りしない様子だった。説得の末、不安だけどやってみるとのこと。
迎えた登録日当日、Alto Talksの3人はメールで実況報告しながら進めたが、相当な数の人がアクセスしたせいか、なかなか画面遷移がスムーズにいかない。フリーズしまくり。
すると宮野さんから、
「登録できました!」
との報告が。
えー!!いちばん心配していたのにー!
誰よりも早く登録できたなんてー(笑)
続いて関根くん、僕の順で無事登録完了。
(想定を超える人数の応募があったため、東京都は数を拡大し先着順ではなくなった)

その後は、企画を提出し、採択され、採択日からひと月以内に動画を提出し、それが条件を満たす内容であれば公開→支給の流れ。
急いで新曲を書き、スマホ撮影でもOKなので、その撮影方法をメンバーに指示し、撮影・編集し、なんとか仕上がりました。
宮野さんと関根くんは初めて接する僕の曲の意図を正確に汲んでくれて感謝しかない。
平常時のライブで聴こえるそのままのサウンドが完成しました。
こんな状況下でもバンドは面白い。
是非お聴きください♪

アートにエールを!
https://cheerforart.jp/detail/571

suganosan_prof.jpg菅野 浩(すがの ひろし)プロフィール
アルトサックス、クロマチックハーモニカ プレーヤー
小編成から大編成まで活動の幅は広く、自己のバンド「Totem Pole」「Alto Talks」「Landmark Blue」の他、「Gentle Forest Jazz Band」「in's」などのバンドでも活動中。
近年ではクロマチックハーモニカも演奏する。

公式サイトのライブスケジュールはこちら!

菅野さんが参加している
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