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エレクトーンの気になるココ!~演奏の表現に欠かせない機能・右足編~(竹野 靖子)

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みなさん、こんにちは♪ エレクトーンデモンストレーターの竹野靖子です。
さて、これまで2回に分けてエレクトーンの音色セットについてご紹介してきました。
今回は、よくご質問をいただくエレクトーンの機能について、ELS-02Cを使ってご紹介いたします!
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ペダルが2個あるのはなぜ!?

足元を見ると、右足を乗せるペダルが2つあります!
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右側→『エクスプレッションペダル』
演奏中に自分の表現したいタイミングで全体の音量をコントロールできます!
例えば、クレッシェンドなどの強弱をより一層強調したい時などは、演奏とともにコントロールできるため、より演奏表現が広がります。

左側→『セカンド エクスプレッションペダル』
音のピッチを滑らかに変化させることができます(ピッチベンド)。
例えば、トロンボーン等音程を自由にコントロールできる楽器を表現する際は、欠かせません!
テンポもリアルタイムで変更することもできます。

こうして、左足のペダル鍵盤のみならず、右足は常に演奏の表現のコントロールをしているのです!(エレクトーンは全身で演奏しています!)
2つあるため、普段はどっちに右足を乗せておくの!?と迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的なスタイルは、右側のエクスプレッションペダルに乗せておくと良いです。
主に左足でペダル鍵盤を弾くため、右足はエクスプレッションペダルに乗せてバランスをとっています。(奏者によっては、左足でセカンドエクスプレッションペダルを操作することもあります)

慣れないと、いつの間にか右足が手前に下がっていてボリュームがどんどん小さくなってしまうことがあります。奥に踏み込むようなイメージで乗せておきましょう(あまり踏ん張りすぎないように…)。親指の付け根あたりにほんの少し重心がかかるようなイメージです。
マスターボリュームは音が出る範囲で設定されているのに、音が小さい、出ないといった場合は、まずエクスプレッションペダルが手前に下がっていないかを確認しましょう♪
それでもあまり解決されない場合は、前回お話しした各音色のボリューム設定のところも確認すると良いですね♪
(前回の記事はこちら

さて、もう少しだけ。
右のエクスプレッションペダルの両サイド上に何かありますね!?
 
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これはフットスイッチ。右足をエクスプレッションペダルに乗せながら、それぞれスイッチに足の側面をあてて操作すると、リズムのフィルイン等のON/OFF操作ができたり、レジストレーションメモリーを操作することができます。エレクトーンを演奏している人の間では、スイッチを蹴るように操作するので、「(レジスト)蹴って」なんて会話に出たりもします。笑

足だけでなく膝も使う!?

ここまでで、両手はもちろん、両足も活躍するエレクトーンですが、なんと膝も使う機能があります!それはこちら!
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ニーレバーといい、ピアノのサスティンペダル等の役割を担います。右膝の横をあてて、外側に少し押したり戻したりします。
普段は折りたたまれていますが、使うときにこのような状態にセットします。
ニーレバーは、サスティンペダルの役割の他に、「リードスライド」「メロディオンコード」「ソロモードのON/OFF」の設定もできます。
(詳しくはこちら

私は中学生の頃、練習中に「バキッ!!」と音がして、なんだろう…?と、恐る恐る確認したら、ニーレバーの中のバネが折れてしまった事がありました。苦笑 本人は過度に負荷をかけたつもりは全くないのですが…練習に熱がこもりすぎたのでしょうか…。汗
みなさん、ニーレバーは優しく力を加えると良いですよ♩(笑)

~補足ですが、ニーレバーはELSシリーズのみの搭載になるため、サスティンをコントロールしたい時は、FC4Aを使用するとコントロール可能です。~

★今回のざっくりポイント★

両手・左足だけでなく、右足も大活躍のエレクトーン!

今回は、「エレクトーンの気になるココ!~演奏の表現に欠かせない機能・右足編~」と題しまして、右足でコントロールする箇所を中心にご紹介しました。
ボリューム調整やピッチベンドのコントロール、サスティンのコントロール、これらは右足でコントロールしますよ♪ 演奏の表現に幅を持たせるために、大事な役割を担っていますね。

さて、次回は「エレクトーンの気になるココ!~演奏の表現に欠かせない機能・リズム編~」を予定しています。どうぞお楽しみに~♪

ele_takeno_prof.png竹野 靖子(たけの せいこ)プロフィール
ヤマハエレクトーンデモンストレーター。ヤマハ大人の音楽レッスンピアノ講師、ヤマハ青春ポップスファシリテーターとしても活動。
これまでに仙台市天文台プラネタリウム内でのファミリーコンサート等を企画・開催。「音楽っていいな」と、聴いている人の心に駆け抜けることをモットーに、笑顔で活動中。

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