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ピアノレッスンを楽しく続けるために!だいじなポイント~講師がそっと教えます!ピアノがもっと楽しくなる話~(且田 恭美子)

皆さんこんにちは。ピアノデモンストレーターの且田恭美子です。第4弾となる今回は、「レッスンを楽しく続けるためのポイント」をご紹介していきたいと思います。
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憧れの曲を作る

さて、皆さんはどんなきっかけでピアノを始められましたか?
「幼稚園の先生のピアノを聴いて、弾いてみたい!」と思った方や、「兄弟やお友達が弾いているのを見て」など、“ピアノを弾いている姿に憧れて…”という方は多いのではないでしょうか。
かく言う私も、姉が先にピアノのレッスンを始めていて、自分も弾きたい!と、お家で姉とピアノの前を取り合うように座っていたそうで…。そんなに弾きたいなら、とレッスンに通うようになったのですが、その後もお教室のお兄さんお姉さんの演奏を聴いては、「すごい…!!いつかあの曲、私もあんなふうに弾けるようになるかな。」と心の中でいつも憧れの気持ちを抱いていたのを覚えています。

この憧れの気持ち、パワーはすごいもので、「弾けるようになりたい!上手になりたい!」という気持ちを、大きく後押ししてくれます。レッスンを楽しく続けるためのポイント、それはまず「憧れの曲、いつか弾いてみたい曲をつくる」ということです。これはお子様の場合も、大人の方の場合も同じではないでしょうか。

色々な曲を聴く

生演奏で聴く機会があれば最高ですが、今はなかなか難しい状況でもありますので、お家でCDやYouTubeを聴くなど、まずはどんな方法でも良いのではないかと思います。じっくり聴いているのが難しかったら、手始めにBGMでも。クラシックに限らずジャズやポップス、色々なジャンルを聴いてみるのもオススメです。

憧れの曲があると、いつかその曲を弾けるようになりたい!と練習により身が入りますし、いざ弾いてみよう!となったときにも、すこしレベルが高くてもやる気でカバー。そして弾けるようになったときの喜びはきっと格別です!知らない曲と出会って取り組む楽しさももちろんありますが、ぜひ色々な曲を聴いて、憧れの曲をたくさん見つけてもらえたらいいなと思います。

家族の応援

そして、こちらの記事でも少し触れさせて頂きましたが、レッスンを楽しく続けるためのポイントのひとつに、「ご家族の応援」は欠かせません。これは“お子様の場合”ですが、必ずしもご家族が付きっきりで…という意味ではありませんが、レッスンはほとんどの場合週に1回。そのほかの時間、ご家庭でどのようにピアノと向き合うかで、成長の度合いや進度は大きく変わってきます。お子様のやる気スイッチは色々なところにあると思いますが、お父さんやお母さんの言葉は効果絶大!「ここが上手だったよ」「きれいな音で弾けたね」「頑張ったね」という言葉で、魔法をかけてあげられるのです。もちろん、ときどき「ここはどうやって弾いたらかっこいいかな?」と質問を投げかけたり、「先生がここを元気よく!と言っていたね」など、もし気付いたことがあれば一緒に確認してあげたりするのも、お子様の練習にはオススメです。

でも、そのときにお子様がご家族からの指摘を素直に聞けない、というときもあるかもしれません。実は私も、恥ずかしながら身に覚えが…。「練習した成果を聴いてもらって、何か嬉しい言葉をもらえると思ったら…ガーーン。」という感じで、しかもその指摘が図星だから、なのですが、そんなときは本人が気付くまで少し遠くから見守ってもらえたらいいのかな?と思います。きっとその後、悔しさでバッチリ直します。笑(この距離感、悩む親御さんは結構多いのではないでしょうか。大丈夫です、皆同じですよ…!)

よく親御様からもご相談がありますが、そんなことが度々ありながらも、大きくなったときには、色々な指摘をしてくれたことに私はとっても感謝しているので、ご家族からの嬉しい言葉もときどきの厳しい指摘も、レッスンを楽しく続けていくうえでとても大事なエッセンスだと思っています。とは言え、ぜひお子様の演奏の良いところをたくさん見つけて頂き、「出来た!」という小さな成功体験をたくさん積み重ねてもらえたらいいなと思います。

そして小学生くらいになったら、その日に練習したい内容と練習した内容、成果を記す、“練習ノート”を作ってみるといいのではないでしょうか。実際の練習方法についてのお話は、また次回ゆっくり!

piano_katsuda_prof.jpg且田 恭美子(かつだ くみこ)プロフィール
3歳よりピアノを始める。ヤマハ音楽教室幼児科、ジュニア専門コース上級科を経て、東京音楽大学ピアノ科及び同音楽大学大学院を修了。
数々のコンクールでの活躍を経て、静岡県知事賞受賞、2009年には浜松国際ピアノアカデミーを受講、ピティナピアノコンペティション特級全国大会セミファイナル入選。 また、(財)練馬区文化振興協会主催新人演奏会に出演し東京ニューシティ管弦楽団とも共演した。
2006年よりヤマハピアノデモンストレーターとしても活動し、各地で演奏活動を行うと共にピアノ講師として後進の指導にあたる。

ホームページ https://kumikokatsudapf.wixsite.com/kkpf
ブログ https://ameblo.jp/k-umiko

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